てんかんセンターの開設

てんかんセンターの開設

てんかんセンターの開設

 日本には100万人のてんかん患者が存在し、このうち薬物無効の難治症例は20万人程度と推定されています。これらの患者さんは現在脳外科治療の対象と考えられています。長崎大学脳神経外科では1970年代後半より初代教授 森 和夫先生の指導のもとに、少数例ですが外科治療を開始しています。

 当院ではその伝統を引き継ぎJA Wada教授(British Columbia大学教授)の指導のもとに1993年より難治性てんかんの外科治療を開始しています。当初は脳外科医1名で行っていましたが、2000年よりてんかん専門医が少しずつ増え、てんかん手術症例数も飛躍的に増加し、現在では年間70-80例の手術を行う、西日本最大のてんかん外科施設となりました。2013年10月からは専門の小児科医が赴任し、2014年4月からは脳波ビデオモニタリング装置が4台に増加し、PET検査も導入されたことより、今回‘てんかんセンター’を表示することになりました。

 現在の専従スタッフは脳神経外科(小野智憲)、小児科(本田涼子、渡邊嘉章)の3名であり、日本てんかん学会専門医、指導医、小児神経学会専門医の資格を有するほか、当院は医師トレーニング施設としての日本てんかん学会研修施設にも指定されています。可能な検査としては脳波ビデオモニタリングのほかMRI、PET(脳代謝測定)、SPECT(脳血流量測定)、経頭蓋磁気刺激装置による検査が可能で、非常勤ですが3名の心理師による神経心理学的検査を行っています。このほか月に1回長崎県こども医療福祉センター、長崎大学小児科などの医師との症例検討会を開催しており、診断の困難な例では多くの医師による包括的な診断、治療方針の決定、治療の評価を行っています。

 2013年度のてんかん入院患者数は330例、脳波ビデオモニタリング数は400件以上となっています。初期治療から難治例の外科治療までを行うことが可能で、現在までのてんかん手術数は900例を越しています。 新生児から成人までの診断、治療に当たっていますが、特に小児難治症例は外科治療可能な施設が少ないため九州だけでなく東京、大阪地区からも多数来院されています。

 外来は、月曜日:脳神経外科(小野智憲)、小児科(本田涼子)、火曜日:小児科(渡邊嘉章)、金曜日:脳神経外科(小野智憲)が担当しています。
受診の際には、主治医からの紹介状をご準備ください。スムーズな診療が可能になります。


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