放射線治療部門

放射線治療部門

放射線治療部の紹介

 放射線治療部は放射線治療に特化した部門です。専門の資格を有する医師、放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士、がん放射線療法看護認定看護師などのスタッフがチームを組み、最新の高度な放射線治療装置を用いて、それぞれの患者さんごとに最適と思われる方法で放射線治療を行っております。

放射線治療医  溝脇 貴志



医師紹介

 氏名出身校卒業年
放射線治療担当医溝脇 貴志鹿児島大学平成10年

■資格・研修

・日本医学放射線学会 放射線治療専門医

・日本放射線腫瘍学会 放射線治療専門医

・日本医学放射線学会研修指導者

・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

・緊急被曝医療研修修了

スタッフ紹介

•当院では放射線治療に特化した有資格者によって安全・安心な医療の提供を目指しております。

放射線治療専門技師・・・・5名

放射線治療品質管理士・・・・4名

医学物理士・・・・1名(試験合格2名)

がん放射線療法認定看護師・・・・1名


放射線治療の流れ

放射線治療の進め方は,以下の4つのステップにわけられます。

1.診察  
それぞれの診療科の主治医が放射線治療の適応であると判断した場合に、放射線治療医へ治療を依頼します。放射線治療医は再度患者さんの診察を行い、病気や身体の状態などを考慮した上で、治療の方針を検討します。

2.治療する範囲の決定
放射線治療を行うと判断した場合は、まずは治療の計画を立てます。実際の治療時と同様の体位で撮影したCT画像あるいはX線透視画像をもとに、治療計画装置という専用のコンピューターシステムを用いて、患者さんに合わせた治療計画を立てます。具体的には放射線の種類、当てる方向、範囲、量などを細かく設定し、放射線が病変部や周囲の臓器などにどれだけ当たるのかを確認して、最適な照射方法を検討します。実際の治療は、この治療計画に則して実施されます。

3.放射線の照射
実際の治療時には、上記の治療計画で立てた照射の部位に合わせて、患者さんの体の皮膚に印を付け、毎回同じ位置に放射線を当てます。  放射線治療は、その効果を十分に発揮するために、可能な限り連日(毎週月~金曜日に実施、土日祝日は休み)で行われます。治療期間は疾患の種類、部位、状況などにより異なり、1週間~2ヶ月程度とさまざまです。入院下でも、外来通院でも治療は可能ですが、必要に応じて入院いただいた上で放射線治療を行う場合があります。
治療時間は、通常は110分程度(このうち実際の照射時間は2分程度です)で、治療中は体を動かさないことが大切です。

4.経過観察
治療期間中は、定期的に医師の診察や看護師による状態の観察が行われ、治療効果や副作用の確認を行います。治療経過中の状況に応じて、治療計画を変更する場合もあります。


治療機器について

  •          第1放射線治療室 三菱電機社製 EXL-15DP

    第1放射線治療室 三菱電機社製 EXL-15DP

  •          第2放射線治療室 Elekta社製 Synergy

    第2放射線治療室 Elekta社製 Synergy


・第1放射線治療室 三菱電機社製 EXL-15DP

X線エネルギー

4,10MV2種類のX線

電子線エネルギー

4,6,9,12,15MeV5種類の電子線

マルチリーフコリメータ

5mmリーフが60対120本

・第2放射線治療室 Elekta社製 Synergy

X線エネルギー

4,6,10MV3種類のX線

電子線エネルギー

4,6,9,12,15MeV5種類の電子線

マルチリーフコリメータ

10mmリーフが40対80本

位置決め機構

 

コーンビームCT

2次元位置決め装置ExacTrac

治療位置確認機構

EPID


・治療計画用CT
SIEMENS社製 SOMATOM Sensation Open
放射線治療に特化した20列のマルチスライスCT装置で82cmのワイドなガントリ口径を有することで被検者負担を大幅に軽減すると共に被検者のポジショニングや被検者へのアクセスが簡単に行える。


・治療計画装置
Philips 社製  Pinnacle³
先進アプリケーションとハイスペックプラットフォームが快適で高度な治療計画を可能としIMRT(強度変調放射線治療)やSRT(定位放射線治療)にも対応。


・腔内照射装置
Nucletron社製 マイクロセレクトロンHDR
Nucletron社のIr-192放射線源を使用した高線量率リモートアフター ローディングシステム。組織内照射、腔内照射を行なうことが可能。

特殊な放射線治療

  • 病巣にのみ集中して放射線を照射

    病巣にのみ集中して放射線を照射

•定位放射線治療
定位放射線照射とはいわゆるピンポイント照射で,病巣に対して多方向から正確に放射線を集中させて照射する方法です。病巣周囲の正常組織への線量を減らすことができるため,高線量を照射しつつも副作用が少なく,短期間(1週間程度)での治療が可能となります。脳・肺・肝などへの転移巣や原発性肺癌・肝癌などがよい適応となります。

・密封小線源治療
Remote After Loading System(RALS)を用いて病巣の近くに放射能を持つ物質を配置することで効率的に病巣に照射することが可能です。長崎県では当院も含めて3施設でのみ行われており長崎県北部、中部では当院でのみ治療可能です。


•全身照射
血液・リンパの腫瘍に対する治療は移植や抗がん剤を用いた治療法が主体です。移植での治療は病気となった骨髄を健康な骨髄に置き換える治療法です。まず病気の骨髄を大量の化学療法や全身の放射線療法により破壊し健康な骨髄(造血幹細胞)をもらいます。その際、全身に均等に照射することが重要となります。

•全身照射
血液・リンパの腫瘍に対する治療は移植や抗がん剤を用いた治療法が主体です。移植での治療は病気となった骨髄を健康な骨髄に置き換える治療法です。まず病気の骨髄を大量の化学療法や全身の放射線療法により破壊し健康な骨髄(造血幹細胞)をもらいます。その際、全身に均等に照射することが重要となります。

 


放射線治療における装置管理

自動車はオイルを交換したりメンテナンスをすることで性能や燃費を維持できます。
放射線治療装置も同様で、質の高い治療を行うためには、毎日のメンテナンスが重要になります。放射線治療装置から出力される
放射線の量は、日ごとに微妙に変動しています。
しかし、患者さんに対しては毎日決められた同じ量の放射線を正確に照射しなければならないため、日々の変動を±5%以下という厳しい範囲内に収めることが規定されています。
当院では右図のように毎日の始業前にメンテナンス用の機材を用いて装置の正確性を確認してから患者さんに治療を行っています。
 


放射線治療装置における品質管理プログラムを作成して装置の状態を確認しながら安全、安心な放射線治療の提供を心掛けています。
右図は曜日ごとの始業時確認事項です。


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